疲れたー

今週は上司を初め多くの同僚が出張していた。
留守を守るのはうちの部署は私と私の同期の同僚の二人である。
夜は交代で宿直をするのだが
昼間は二人で働いている。
今週中は私たちは普段上司がやっている
職場のマネージメントをする必要がある。


今回居残りをしている私と私の同期、二人を比べると
どう考えても私ではなく私の同期のほうが優秀で人望がある。
仕事はできるし、何事にも動じない。
他の同僚からの好感度も非常に高い。
一方私はどうかといえば
仕事はいまいちだし、ちょっとしたことでも動揺してしまう。
話はくどいしその上神経質で細かい。
と、いうわけで同僚からの好感度も自然と低い。
だから今回のような留守番のときには
彼がマネージメントをしたほうが何事もうまくいくはずだ。


しかし現実はどうであろう。
マネージメントを担当するのは私である。
何故か?彼はマネージメントが嫌いなのだ。
本人は「苦手」とか「出来ない」というが
おそらくそういうことが好きではないのだと思う。
一方私はどうか?マネージメントが特別好きではないのだが
周りの状況が整っていない状態を好まない。
私はもともと能力がないので
整った環境でないと良い仕事が出来ないのだ。
普段はその環境を上司が作ってくれているのだが
このようなときには誰かがそれを作らないと
私の仕事がはかどらない。
同僚の彼はそのような環境は必要ない。
どのような環境でも変わらず動じずいつものように仕事が出来るからだ。
と、いうわけで、自然と必要に迫られた私が
マネージメントを担当せざるを得なくなる。


このような状態で仕事をするのは私も周囲の人も
お互いに不幸である。
ちょっとしたことでてんぱる私は、周囲に当り散らしてしまうし
普段気がついても黙っていることにも
思わず声を荒げてしまう。
よりによって特別忙しいこの時に言わなくてもよいのに…
そして私もとてもつらかった。
ようやく金曜が終わった今日
仕事明けにどうしてもビールが飲みたくなった。
退院してから今日まで、家庭で飲むことは控えていた。
機会飲酒にとどめていたのだ。
うちで飲むことは一度もなかったし
家内と二人で飲んだのは、退院してからは
焼肉屋に行きたいと家内がいったので、その付き合いでちょっと飲んだだけだ。
それが今日は私から「ビールが飲みたい」と家内に提案した。
するとすかさず家内は「外食しよう」といってきた。
家内は鋭い。
私がイラついていることを敏感に察知してる。
このようなときにうちで料理をしようものなら
出来上がりまでの間、私が落ち着かないのは目に見えている。
それなら外で食べたほうがよい、と思ったのであろう。


と、いうわけで、たまにいくおいしいお好み焼き屋にいった。

ここのビールは泡の割合が絶妙だ。
これでビールの銘柄が別ならよりよいのだが…


ビールについてだが、世の料理店で一番シェアの多い例の銘柄
あれが何故世を席巻しているのだろうか?
確かにあれはキレが良い。すっきりしている。
しかしそれは単に「味が薄い」ということではないだろうか?
私の独断だが、あのビールは絶対に濃度が薄いと思う。
その証拠にあのビールは絶対に泡持ちが悪い。
どんなに上手に注いでも泡がすぐに消えてしまう。
先日書いた、私が知る限り一番おいしい生ビールを出す店も
去年まで別の銘柄のビールであったのが
客の提案により例の銘柄のビールに替えた。
それによって、最初の泡は変わらずおいしいが
その泡を楽しめる時間が短くなった。
非常に残念なことである。
勝手な意見だが、あのビールは絶対に原材料をケチっている。
それなのに一番売れている。
相当儲けてるに違いない。
その儲けをうけて、あの会社は最近プレミアム系のビールを売り出した。
あれはうって変わって泡持ちがよく味わい深いビールだ。
世の料理店でも例のビールではなくそのプレミアム系のビールを出して欲しい。
ただ、値段が高くなり、あまり飲めなくなるのは残念ではあるが…


一言言いたい。
あんな味が薄いビールが良いなら
氷で割れ!いや、発泡酒を飲め!


いやいや、麦茶を飲め!


いい気分になっていつにもまして駄文を重ねてしまった。
早く風呂に入って寝よう。
明日はまた宿直だ。