充実した一日(流木を沈めたり、旨いものを食ったり)

飲み会明けの休日。多少疲れているが酒はあまり残っていない。今日中に済ませなければいけない懸案事項があるので早くそれを済ませてしまおう。
ブログで魚たちの話を書かなくなってどのくらい経つだろうか?その間にもちょこちょこと事件が起きているが、大事にはなっていないのであまり書いていなかった。
シクリッド水槽には1m以上の流木が入っている。ダムで拾ってきた流木であるが、まだ自重で沈むまでにはなっていなかったので、塩ビ板を3枚、1枚はタッピング、2枚は結束バンドで板を巻きつけて、板の上に重石をして沈めていた。数年経てば流木に水がしみこんで浮かなくなるので、頃合いを見計らって重石をとり、板をはずしてもよいでしょう、と、当時お世話になっていたアクアリストにアドバイスを頂いていた。
あれからもう2年と9ヶ月が過ぎた。流木も大分重くなってきたようで、頃合いを見て重石を少しずつ減らしていっていた。重石があるとゴミがたまって掃除がしにくいので、無いに越したことは無いのだ。
数ヶ月前に流木に巻きついていた結束バンドが二箇所とも切れていた。それでもタッピングされた塩ビ板だけで沈んでいたので、もう重石はいらないのかな、と思っていた。
先日気づくと、流木が浮いていた。タッピングされた塩ビ板ごと、である。まだ自重で沈むまでには至っていなかったようだ。魚たちが暴れたときに流木が動いて浮いてしまったのだろう。みっともないのですぐにでも沈めたかったのだが、大事になるので平日にはあまりしたい作業ではない。ここのところ休日はいつも予定が入っていたり、私の予定が無くとも家内に予定があったりでなかなか作業にとりかかれなかった。流木を沈める作業には、大型車用の洗車台に乗り上部ライトと蓋を外して下ろす(一人ではかなりしんどい、というか危険。受け取ってくれる家内の協力が必要である)、水位を下げる、水着に着替えて水槽の中に入る、といった工程が必要で、この作業の煩雑さが平日空いた時間にとりかかることをためらわせていたのだ。
それに今日はようやくとりかかれる。決めていた工程を家内の協力を得て粛々と行い、襲いかかる(?)魚たちの攻撃をかわしながら(ちょっとつっつかれるだけで怪我するわけではないがビックリするので嫌だ)タッピングされた塩ビ板の上に前よりも多めに重石を載せて作業は終了。無事流木は沈んだ。
とはいえ不安は残る。タッピングしている部分は大分緩んでいて、魚たちがちょっと暴れたらいずれはネジは抜けてしまうであろう。そうなったらもう沈めることは難しい。沈んだ流木を見ながら、やはり結束バンドで付いていた塩ビ板を再び付け直して重石を追加したほうがよかったか…と思ったが、魚たちのことを考えると水位を下げるにも作業時間を伸ばすにも限界があり、また魚たちの攻撃をかわしながら、単純に流木を沈めるだけの作業ならまだしも、塩ビ板を結束バンドでよい位置、よい角度で取り付けることが一人で出来るかどうか不安である。そもそもここまでの作業で大分疲れてしまった。これはやはり飲み会明けの疲れが残っている日にやるべきことではない。次週様子をみてトライすることにしよう、と自分にいいわけして、この日の作業は終了。
私が作業をしている間に家内はこれまた粛々と家事をこなし、気がついたら家中きれいになっていた。家事を終えた家内と出かける。といってもいつものプールである。プールに行っている間家内はショッピング、というのがいつものパターンである。疲れているのであまり泳ぎたくも無いのだが、今日はなんとしてもプールに行って体調を整えておきたい。
帰ってきて、夕食である。


これを食べるために体調を整えていたのだ。先週山形に結婚式に行ったときに、たまには家内にお土産を買ってこないとな、と思い、米沢牛を今日届くように送っておいたのだ。さすがに一番高いのには手が出なかったが、それでも私が今まで自分で買った肉の中では一番高い。これがまたべらぼうに旨い!さっと焼いて塩コショウだけで充分の旨さ。ビールにもよっく合う!たまにはこんな贅沢もいい。
充実した一日であった。