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今日は予想より家内が帰ってくるのが遅かった。待ちきれないので少し飲み始めることにした。
冷蔵庫をのぞくとウインナーが入っていたので、フライパンで炒めたのをつまみながらビールを飲むこととした。ひとりでビールを飲むと飲みすぎてしまうかもしれないなぁ…そうだ!
うちでビールを飲むときに普段使っているコップはこれ。
またこの本を引用させていただきたい。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/11/27
- メディア: 文庫
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コップになみなみ注がないで、三分の一くらい注いで、それを飲みほしては入れ、飲みほしては入れして飲むのがビールの本当のうまい飲み方なんですよ。
これを読んでからしばらく(といってもずいぶん昔の話だが)私はずっとこれをまねしてビールを飲んでいた。それが最近ずっと大きめのグラスになみなみと注いで飲んでいるのは…
なみなみと注いでグーッと一気にやるときのうまさはむろんあるけど、何回も何回もビールばかり一気に飲めないでしょう。だから、そういうときは、コップに三分の一注いで、そのたびに一気に飲むようにしなきゃうまくないんだよ。
この「なみなみと注いでグーッと一気にやるときのうまさ」を、今の私は求めてるんだなぁ…それに大きめのグラスに注いだほうが泡がきれいに注げるということもある。ビールのうまさには泡は大きいからね。だからうちで一人で飲むときだって、決して缶に口をつけて飲んだりは、しない。
ちゃんとした一流の店で出すビールのコップは小さくて細いでしょう、だいたい。小さいコップでシューッとなっている、あれはビールの本当の飲みかたを考えているから小さいわけですよ。別にお体裁ぶって小さいわけじゃないんだよ。合理的なんだ、そのほうが。
今日は久しぶりにこれのまねをしてみよう。
小さいシューッとなったコップに、三分の一くらい注いで、飲みほしては…
入れ、飲みほしては入れ…確かにこういう飲み方も旨い!
飲みほしては入れ…あれ?もう二本目…
飲みほしては入れ…いつの間にか三本目が…これっていつもの晩酌より飲んでないか???
そうこうしてるうちに家内がようやく帰宅。遅くまでお疲れ様。
締めのカレーうどんを作ってくれた。疲れてるのにいつもありがとう。
まんぞく まんぞく