飼育環境を書いた

プロフィールに私の熱帯魚飼育環境を書いておいた。
見る人が見たら、「なんて馬鹿みたいな設備を持ってるんだ」と思うと思う。
この設備を作るために、相当な無理をした。
家内にも迷惑をかけた。
今も色々と手がかかっている。
何故このような設備を作ったのか?これまでの苦労談・これからの苦労談については
また書く機会もあろうかと思うが
ここでは、WATABOWさんのご質問に、私なりに答えてみようと思う。

メリット、デメリットということだが、ここでは二つに触れてみたい。


オーバーフロー濾過槽?上部濾過槽?
オーバーフロー濾過槽のほうが濾過容量が多いとか
水槽の上や中のスペースがすっきりとかの
ありきたりのことは皆さんなんとなく分かっていると思う。
私が一番問題にしたいのは「音」の問題だ。
圧倒的に上部濾過槽のほうが静かである。
うちのオーバーフロー水槽は相当音軽減措置をとっているが
それでも上部濾過水槽にはかなわない。
もちろん水槽の大きさが全然違うことも大きいが。
魚の飼育匹数が少なければ
場合によっては上部濾過槽のほうが優れていることもあると思う。
構造も上部濾過槽のほうが単純で理解しやすい。
まあ、私の経験が少ないことも大きいが。
無謀なことに私は、今のオーバーフロー水槽
私が生まれて初めて所有するオーバーフロー水槽なのだ。
と、いうより、これらの設備を設置する前は
1200×450×450の規格ガラス水槽の上部濾過セット1台しか
所有していなかったのだ。
全く無謀な話である。
話はそれたが、飼育魚種や数によっては
上部濾過のほうが優れている場合もあるということだ。
オーバーフロー濾過槽の専売特許である(と少なくとも私は思っていた)
新水垂れ流しや殺菌灯設置などは
良い水槽業者さんに相談すれば上部濾過槽でも比較的簡単に対応できるようだ。


底砂を敷く?敷かない?
私は底砂あり・なし、両方の水槽を維持している。
圧倒的に管理が楽なのは底砂なしの水槽だ。
もちろん飼育している魚種も数も大きさも違うが
同じ条件でもやはり底砂なしのほうがメンテナンスは圧倒的に楽だと思う。
私がメインの水槽に底砂を敷いているのは
 ひとつには見た目
 ひとつには流木を沈めるため
 ひとつには魚が落ち着くから
こういった理由からだ。
底砂のもつ濾過能力のことをいう人もいるが
うちの水槽は圧倒的に底砂の掃除が追いついていないので
水質にはあまりよい影響は与えていないと思う。
無機質なベアタンクの水槽が似合う魚もいるし
底砂、流木、岩、水草などのレイアウト水槽が似合う魚もいる。
飼育者の好み、魚の習性、維持にかけられる時間などを考えて
好きなほうを選ぶのが正解ではないだろうか?


うーん、えらそうなことを書いてしまった。
この内容を、私がお世話になっているアクアリストの方が見たら
(おそらく見ていると思うが)
きっと噴出してしまうに違いない。
ただ、私もその方を初め、様々な方々の御助力、アドバイスを元に
現在魚を飼育している。
まだまだほとんど初心者の私であるが
私が得た熱帯魚飼育の知識で他の方々に役に立つことがあれば幸いであるし
そうなるように楽しみながら熱帯魚飼育・このブログの更新を続けていきたい。


本当に分不相応の設備を持ってしまった私であるが
飼育能力は非常に低い。
この設備を持ちながら、私の不注意で多くの魚を死なせてしまった。
見る人が見れば、この設備で魚を死なせるなどとは
事故以外では考えられないであろう。
まさに私の不注意による事故であった。
この話は近いうちに書こうと思う。