男子校

friedtomatoさんの日記には、いつもかわいらしいイラストで
ささくれた心を癒してもらっているが
今日の書き込みには大爆笑!
一人仕事場のデスクで笑っている私の背中には
中年男性の哀愁が漂っているはずだ。
(今日始めてトラックバックというものをしてみたが、うまくいっているのだろうか?)


さて、私も実は男子校出身である。
私の出身である福島県では、例えば
安積高校・安積女子高校
磐城高校・磐城女子高校
福島高校・福島女子高校
などのように当たり前のように公立の高校が
男子校・女子高に分かれていた。
私も当たり前のように男子校に進学したし
田舎もので世間知らずの私は
それが全国標準だと信じて疑わなかった。
そして高校を卒業して世間を知った私は驚愕したものだ。


そして現在、私は男子校出身であることの弊害があると感じている。
例えば


1.女心が分からない
確かによく「女心が分かってないなー」といわれる。
よくよく考えてみれば小学校、中学校は共学であるのになぜ?
と思うのであるが
やはり思春期の大事な時期に男だけ、という特殊な環境で
生活していると、正常に発達するはずの感覚が失われるのであろうか?
ただ、私の場合、共学に進学していたからといって
女心が分かるようになったかといえば、甚だ疑問ではあるが。


2.高校生活の甘い思い出がない
大学に進学してからというもの、共学出身の友人がたくさんできた。
彼らに話を聞いてみると、高校生活の甘い思い出に満ち溢れていた。
それらは大学生時代や社会人生活では味わえない
高校生時代独特の甘い思い出である。
それらの思い出がない私は、やはり共学に進学するべきだったかな
と少し後悔している。
ただ、私の場合、共学に進学していたからといって
高校生活の甘い思い出が出来たかといえば、甚だ疑問ではあるが。


3.同窓会がない
私が卒業してからというもの同窓会がたった1回しか開催されていない。
私は理系クラスで私も周囲の人も地味だったせいもあり
仕切る感じのやつがいなかったのもあるのだが
私はここに男子校の弊害を感じる。
やはり、「あのころかわいかったあの人に会いたい」
見たいな感情が同窓会開催へのパワーになるのではないか?
しかしちょっと考えてみると私が卒業した小学校・中学校
(当然共学である)の同窓会も開催されていない。
もしかすると、同窓会は開催されていないのではなく
単に私が声をかけられていないだけかも知れない。
だからやはり書いておこう。
ただ、私の場合、共学に進学していたからといって
同窓会に招待されていたかどうかは、甚だ疑問ではあるが。


こんなことを宿直の夜、一人仕事場の机の上で書いている私の背中には
中年男性の哀愁が漂っているに違いない。
私ももうすぐ三十台半ば、背中で語れる男になりたい。
と、決意を新たにしましたね、今日は。
(結論がおかしい。(僕の見た秩序。風に))