ウールボックスと流木の問題

久しぶりに左の水槽の砂利掃除をした。地震前からやりたかったのだが、地震で先延ばしになっていた。やってる間に余震が来ても嫌だし…久しぶりに綺麗にできてスッキリした。
そういえば、このブログでは地震によるうちの水槽の被害の話は書いてなかった。知人へのmailなどでは何度か書いていたのでもうすでに書いたつもりになっていた。今更だがここにも書き残しておこうと思う。
今回の地震で、うちの水槽設備は今のところ何の損傷も見つからない。架台下の配管を点検しても水漏れなどは見つからない。もちろん水槽本体にも見える範囲ではクラックなどは見当たらない。
しかし、地震の当日はとても大変だった。大きく水槽設備全体が揺さぶられたため、底砂やろ材の中の汚れが撹拌され舞い上がり、いったん飼育槽にあがった後にろ過槽に落ちてきてウールボックスのウールがあっという間に目詰まりを起こしてしまった。うちのウールボックスにはウールボックスオーバーフロー時のためのろ過槽へのバイパスはついていないので、そこからどんどん水があふれ出しろ過槽の3層目が空っぽになってしまっていた。うちの架台下はリビングの床レベルより下の床下レベルだし、ちゃんと排水口も付けているのでそこから排水されてリビングが水浸しになるようなことはなかったが、ポンプの空転状態が続いていたためあのままだったら危なかったと思う。 幸いあの日は仕事が遅くなったものの帰宅でき、その時幸いまだ断水はしていなかったため、注水することができて事なきを得た。 いろいろ落ち着いたら、 ウールボックスにバイパスをつけてもらおうと考えてる。
もうひとつ問題は、地震の揺れでまた流木が浮いてきたことだ。左の水槽の流木は無事だが、右の水槽の流木がまた浮いてしまった。うちの流木は5年たっても全くしずまない。あの大きさの流木で完全に水に沈む流木を見つけるのは難しいので、流木に塩ビ板を結束バンドなどで取りつけて、その板の上に砂利を敷いて重石を乗せて無理やり沈めている。これが地震の揺れで流木が動いて重石がずれて浮いてしまったのだろう。今は流木はぷかぷか浮いているが、この際だから流木は抜いてしまおうと思っている。 しかし、浮いているとはいえ5年間水を一応吸った流木、かなりの大きさなので一人で抜くのは無理。男手があと一人か二人はいるが、気軽に頼める心当たりはないし…両親と弟夫婦がうちに疎開していた時には、帰る前にちょっと手伝ってもらおうかな、などと考えていたのだが、余震も落ち着く前に帰ってしまったのでさすがにこのために福島から呼びもどすわけにもいかず、どうしたもんかな、と悩んでいる。
で、今も流木はぷかぷか浮いたまま…ブラックアロワナが泳ぎにくそうである。