ホームシアター(追記しました)
私はホームシアターとして今までNIRO620というマイナーな製品を使っていた。これはフロントサラウンドシステムで、フロントの一個のスピーカーをテレビの下において、あとウーファーが一個、それにアンプ、それだけにもかかわらずそこそこサラウンド感が得られ、しかもなかなかいい音が鳴ってクラシックを聞く家内にも好評であった。
しかしそのNIRO620は故障してしまいアンプの電源が入らなくなった。修理に出そうとしたところこのNIROという会社のHPはサーバーメンテナンス中との表示でもう一月ぐらい音沙汰が無い。2chのうわさでは倒産したのでは、とのことである。このNIROという会社の社長は以前もひとつ会社をつぶしたらしい。いい製品を作るだけでは会社は成り立っていかないのだろう。
今月は葉加瀬太郎のライブDVDボックスも出ることだし、サラウンドシステム無しではちょっと…
もう思い切って買ってしまおう!今回はマイナーな会社はやめ、超メジャーな会社にしよう。この際だからバーチャルサラウンドもやめ、リアル5.1chサラウンドを構築しよう!
で、買ってしまったのがこれ。
Pioneer ホームシアターセット 5.1ch サラウンドシステム HTP-S717
- 出版社/メーカー: パイオニア
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: エレクトロニクス
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しかし普通の5.1chサラウンドシステムというのはセッティングに時間がかかる。梱包を解くにも時間がかかるし、この製品はトールボーイスピーカーの組み立てもあるのでなんだかんだで3時間はかかってしまっただろうか?
大量に出たゴミを片付け、一息ついて早速試聴してみる。サラウンドの包まれ感はフロントサラウンドと比べようもないぐらいすばらしい。自動音場補正システムの効果かどうか知らないが、音のつながりに不自然な部分は全く無い(多分。私の耳はあまりあてにならないが…)。音も、私の好みの音であると思う。しかし、家内には受けはイマイチ。家内に言わせればこのシステムの音は音楽向けと言うより映画向けなのでは?とのこと。さすが学生時代ずっと音楽をやっていた家内、厳しい意見である。
とはいえ、テレビのスピーカーに比べれば段違いにいいはずだから、葉加瀬太郎のDVDボックスが出るのが、今から楽しみである。