今日の一日

宿直明け。


仕事帰り、うちの直行してすぐにくろすけをチェック。
えらはやはりめくれていた。
そこで最後の手段。
育成水槽のセパレーターを抜いた。
セパレーターを抜くことにより
くろすけが泳ぐ距離が増える。
私の経験から言うとアロワナの泳ぐ直線距離が伸びると
めくれているえらが戻ることが多い。
早速家内の協力の元にセパレーターを抜いた。


いつも思うが家内がいないと熱帯魚の世話が完結できない。
本当に申し訳ないと思う。
本水槽の規模ならともかく
育成水槽の規模で一人で管理できないのは
とても情けないと思う。
ただ、補足しておくが
流石の育成水槽も、このセパレーターを抜く作業、というのが無ければ
自分ひとりで管理できるであろう。
セパレーターを抜くには
上部濾過槽を持ち上げないと抜けないので
一方が持ち上げている間にもう一方が抜く
ということをしないと抜けないのだ。
流石に濾材満タンの上部濾過槽を片手で持ち上げ
もう一方でセパレーターを抜く、というのは
非力な私では無理である。


閑話休題
そのようにセパレーターを抜く作業をしていると
くろすけは驚いて猛ダッシュを何度かかけている間
いつの間にかえらめくれが治ってしまった。
しかしこの状況は先日もあったこと
油断はできない。
ダメ押しの水換え。
これで私ができることは全てやった。
ここで心配なのは、今まで隔離していたしまおが
くろすけにやられないかということだが
もともと弱気なくろすけが
口にも入らないしまおにアタックすることは無かろう。
そう思い経過観察した。


しかし途中でダウンし昼寝。
これが私の悪いところだ。
生き物を飼う資格があるのか!


しかし、これにはとっても深いわけがあったのだ。


今日は友人の結婚披露パーティー
その友人というのは、予備校時代の親友。
今回結婚する友人はこのメンバーの中では例外的に
真っ当な人間であるが
他の予備校時代の親友たちは
本当に極悪である。
こいつらと飲むには相当の体力を蓄えておかなければならない。
このためにわざわざ昨日は宿直にしたのだ。
確かに宿直で働いた場合体力は消耗する。
しかし、なまじフリーにしておくと
金曜の夜おとなしくしている私ではない。
金曜の夜オールで飲んだ私と
金曜の夜オールで働いた私
次の日より飲めるのはどちらか…
答えは言うまでもない。


またまた閑話休題
そのための体力を養うため仮眠をとった。


仮眠から覚めると、くろすけのえらはさらによくなっていた。
それにくろすけはしまおには全く興味がないようだ。
むしろ、プロキロダスの方がしまおに興味があるようだが
プロキロダスがしまおをどうにもできるわけも無い。
安心してパーティーに出席した。


パーティーは非常に上品に終わった。
新郎新婦主催の二次会があったのかどうかは分からないが
少なくとも私たちは誘われず
(すごく賢明な判断だと思う)
私たちだけで二次会にいった。
そこでもしこたま飲んで
なんとか帰宅。


くろすけのえらは…
さらによくなっていた。
これはもう、完治といってもよいのではないか?
水質もpHは6.7と問題なく
あとはこれ以降の管理を怠らなければ
来週以降の本水槽移動までは充分に持ちこたえるであろう。
まずは、よかった、よかった。


只ひとつ心配なことといえば
しまおのために与えていたメダカを
くろすけが喜んで食べている。
まさかとは思うが、これをきっかけにカーニバルを食べなくなるのではないか。
まぁ、うちはスパルタなので


食べなけりゃ 食べるまで待とう ホトトギス


の精神で乗り切るつもりだ。


まずは、よかった、よかった。
今晩はぐっすり眠れそうだ。