宿直…

今日も宿直。
なんだか宿直ばっかりしてるなぁ。
でも今日が終わればしばらく間があく。
今日さえ頑張れば…いや、
このちょっと長い間があくとまた宿直の嵐がくるのだ。
10月もそうだったが11月も宿直のスケジュールにむらができてしまった。
10月は月末に同僚の予定の出張が相次いだためだが
11月は同僚の一人が長期休暇をとる。
小さな所帯なので一人でも欠けるとその穴を埋めるのが大変だ。
と、いうわけでどうしてもそこに宿直が集中するのだ。


だが、このように予定で分かっている仕事の集中ならまだよい。
先日私が盲腸で入院してしまったときなど
他の同僚は相当苦労してその穴を埋めてくれた。
今でも本当に感謝している。
通常ならそのような突発的な欠員は
本部に相談すれば補助の人員を出してくれることが多い。
そうすれば同僚のみんなもそれなりに体が楽だったはずだ。
だが、うちの部署のボスはそういうことで本部に頭を下げるくらいなら
自分で頑張って何とかしてしまう性質だ。
そのボスに付き合って他の同僚も相当無理をして働いてくれた。
だから私も頑張って退院翌日から仕事に復帰したものだ。
退院後しばらくは傷が痛んで仕事に支障をきたしたが
他の人の手前、休んではいられなかった。
もし、うちのボスが本部に補充を要請して、それがかなっていれば
私は少なくとも後数日は休んでいたであろう。
それに、そういう突発的な欠員を現場の努力で何とかしてしまうと
「あそこの部署は一人ぐらいいなくてもなんとかなるんだ」
と本部の上層部に判断され
来年度の人事で人員の削減などされかねない。
私は今のボスのことは尊敬しているし個人的には好きな上司だが
そういったことに対する配慮が少し欲しいと思う。
ちなみにこのブログをうちのボスは見ていないが
上記の内容はちゃんと面と向かって意見した。
そういったことがいいやすいのもうちのボスのよいところだ
と、ちょっとフォローしておこう。いつこのブログが見つかるか分からないので。


いつものことながら話が長くなったが、立場が上になればなるほど
こういうことにも気を配らなければいけない。
私はこないだの留守番中の体験から
できることなら定年まで一技術者として働ければ最高なのにな…と思った。