生き返った!

ずっと浮かべていて、死んだと思っていたミニワームをとりだした。
浮かべたままにしておくと魚はそれを餌と認識しなくなるからだ。
小さな網で掬ってみると、ワームはもぞもぞと動き出したではないか!
水面に浮かべる前とほとんど同じような動き。
とりあえず元のワームストック箱
(使い古しのジップロックに自分で空気穴を開けたもの)
に戻しておいた。


実は今日ワームを買ったショップの店長さんに教わるまで
ワームが浮くのを知らなかった。
前シルバーアロワナを飼っていたときには
ただ水槽の蓋を開けてポチャンと沈めるだけで
シルバーは寄ってきて食いついてくれたものだ。
たとえ沈んでしまってもシルバーは底まで行って食べてくれた。
シルバーが食べないのはおなかがいっぱいになったときだけだ。
そんなときにワームをひろっても
ワームは酸欠で死んでしまっているか、とても弱っているので
それをストック箱に戻しても結局は他のワームの餌になってしまう。
今回はそれはなさそうな雰囲気だ。
仮に餌になってしまったらしまったで
これは私のエゴかもしれないが
死んでしまってゴミになるよりはなんとなく良い気がする。
自然界は食物連鎖で成り立っている、と思うからだ。


話はそれたが、それにしてもうちのくろすけは
こっちが丁寧に割り箸で慎重に浮かべてあげたワームを
決して食べようとはしなかった。
同じアマゾン産のアロワナでもこうも違うものか。
もちろん知識としては知ってはいたが
ブラックアロワナの飼育は一筋縄ではいかない。
もしかすると成魚の姿を見れないかも…


いやいや、くじけてはダメだ。
まだ赤虫を食べるだけ良いではないか。
ゆっくり見守ってあげようじゃないか。


明日はくろすけ、ワームをたべるとよいな。